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【アメリカンカール】耳が外に折れ曲がっている愛くるしい外見。突然変異した迷い猫から繁殖した不思議な猫

2016/08/03

アメリカンカール

今やメディアでも猫を見ない日はないくらいのネコブーム!猫たちは甘えた仕草や健気な表情で、日々私達を癒してくれます。そんな中でも個性的な耳を持つあの猫…知っていましたか?アメリカン・カールってこんな猫だったんです。

アメリカンカールのプロフィール

原産国はアメリカ合衆国です。外向きに大きくカールした個性的な耳が何より人を惹き付け、その愛くるしさに人気が集まっています。同じように折れ耳で人気のスコティッシュ・フォールドは、体が弱く、遺伝性の病気や障害が多いことで知られていますが、アメリカン・カールは健康な猫の突然変異のため、丈夫な場合が多いとされています。

目の形は丸く、脚の長さは標準くらいで尻尾は長く、毛は基礎は長毛ですが、現在は短毛も存在します。体重は雄が3.0~5.5キログラム。雌が2.2~4.5キログラムで一般的な猫よりも少し軽めです。平均寿命は13~16歳とされています。一般的な寿命が15歳前後ですので、日頃から食事や体調の管理をしっかりと気をつけてあげれば長い間一緒に暮らせる可能性は十分にあります。かかりやすい病気としては外耳炎や、長毛ならではの毛球症があります。予防として日頃から丁寧にお手入れをしてあげることが大切です。

迷い込んだのが運命。瞬く間に世界から認められた猫

アメリカン・カールの歴史はまだ浅く、それは偶然から生まれたものでした。

1981年、迷い猫として発見され、その2年後には新品種として承認されました。発見されたその姿は黒く美しい長毛で、耳はまさに外側にカールした今ではお馴染みのあの愛らしい姿でした。この迷い猫を交配したところ子猫が4匹産まれ、そのうち2匹の耳がカールしていた為、この特徴は遺伝性のものであるとわかりました。また、猫の遺伝学を研究していた学者や、アメリカン・カールの繁殖者の調査分析の結果でも耳の形は遺伝は突然変異で起きたものであり、奇形ではないことが確認され、1989年には遺伝疾患を伴わないと発表されました。

このようにアメリカン・カールは異例の早さで世間から認められ、繁殖が始まってから30年程度の現在では、これから長い年月をかけてこの種類を作り上げていこうという段階でもあります。

耳は始めからカールしていない?!

アメリカン・カールの最大の特徴としては、やはり外向きにカールした耳です。この個性的な耳の形は産まれてくる子猫のうち50パーセント程度とされています。産まれた時からカールしているのではなく、始めはまっすぐしています。1週間程度で耳に軟骨が入り始め、徐々にカールし、しっかりと固定されるのは3~4か月程度かかります。私たち人間の髪質が人それぞれ様々なように、アメリカン・カールの耳もそれぞれで、少しだけ後ろに巻いていたり、180度以上巻いていたり、カールの形は異なります。

可愛さのあまり、つい触りたくなってしまいますが、軟骨を傷つけてしまう恐れがあるので触りすぎないよう注意が必要です。人と一緒に遊ぶことが大好きで大人しく、しつけもしやすいと有名なアメリカン・カールですので、愛情をたっぷりと注ぎ、互いに寄り添うような関係が期待出来ます。

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