猫の種類

【ノルウェージャンフォレストキャット】名前の通り、ノルウェーの森に生息していた適応力の高い神秘的な猫種

2016/08/03

ノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャットは神話でも大活躍しています。北欧神話で雷神トールが持ち上げられなかった猫や女神フレイヤが2匹の猫に車を引かせた話などがあり、いずれもノルウェージャンフォレストキャットの体の大きさを活かしたものと言えるでしょう。

森の妖精の名を持つ猫

原産国のノルウェーでは「森の妖精」や「ノルスク・スカウカット」などと呼ばれノルウェージャンフォレストキャットは愛されています。

平均体重はオスが4.5kg〜8.0kg、メスがオスの半分くらいで2.8kg〜5.5kgです。大きい猫に多いのですが、成猫になるまで3〜4年かかります。体型はロング&サブスタンシャルタイプでとても大きく筋肉質な猫です。大きな上がり目と三角形の顔が特徴です。毛種は長毛種とウール並みの暖かさがあります。後足は前足より長く、腰高で骨格も太いです。これはノルウェーの自然を駆け巡った証です。毛色は、ホワイトやヨーロッパライン、アメリカンライン、クリーム、ブルー、ホワイトソリッドなど様々。

海賊に愛された猫

ノルウェージャンフォレストキャットはノルフェーの寒冷地域で自然適応を成し遂げた非常に古い猫です。その起源は、11世紀頃にスカンジナビア半島の海賊「バイキング」たちが古代ビザンチン帝国(現トルコ)から持ち込んだ長毛種のターキッシュアンゴラと地元のショートヘアの猫との交配で誕生しました。この先祖の猫は、海賊と共に生活し、船内や村をねずみから守り愛されていたそうです。

ノルウェーの家庭で広く愛されていたノルウェージャンフォレストキャットですが、品種として認識されていませんでした。1930年代にドイツのキャットショーに登場し、この頃は少数でしたが後に少しずつ人気を伸ばしていきました。しかし、第二次世界大戦により、一時期は数が減り、絶滅の危機に。1984年に正式に品種として世界に公認され、絶滅は回避されました。

環境の変化に強い猫

ノルウェージャンフォレストキャットの性格は、海に浮かぶ船内で暮らしたり、極寒の地で生き抜いたりと、忍耐強くストレスにも強い猫です。また、穏やかで賢く、愛情の深く、体型とゴージャスな見た目からは想像できないほど人懐こくて甘えん坊。

岩場や木を登って暮らしていた猫なので高いところが大好きで、家の中での自分の地位をアピールしています。また、好奇心も旺盛で部屋の中を走り回ったり、押し入れの中や本棚上などを探検したりと、じっとしているより動くのが大好きな猫です。

持ち前のタフのため、あまり泣かず小さな子供や先住猫のいるご家庭でも、自分から家族の一員になろうと近づいていきます。その飼いやすさから人気の猫ともいえるでしょう。

-猫の種類
-