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【シンガプーラ】世界一小さい種類の猫。小柄で愛らしく小さな妖精とも言われる

2016/08/03

シンガプーラ

シンガプーラという猫をご存知でしょうか。20世紀に入ってから発見された品種で、「世界最小の猫」と言われるほど小柄な、愛らしい容姿をしています。まだ発見から日が浅いため、数が少なく希少ではありますが、人気の高い猫の一種です。

「小さな妖精」と呼ばれるアジア原産の猫

シンガプーラは、1970年にシンガポールで発見された比較的新しい品種の猫です。原産国のシンガポールではまったく注目されていませんでしたが、ある夫妻によってアメリカに持ち込まれ、世界中にその存在を広く知られることとなりました。小柄な体格と愛らしい容姿から「小さな妖精」とも呼ばれ、高い人気を誇っています。

シンガプーラの体重は、成猫のオスでも2kgほどにしかならないと言われています。一般的な猫の体重が4~5kgほどであることを踏まえれば、その小ささがよく分かります。近年では近親以外との交配が進み、オスならば3kgを超える個体も珍しくなくなっていますが、純血種としては今でも「世界最小の猫」と呼ばれています。

シンガプーラの過去

シンガプーラを世界に紹介したのは、アメリカ人ブリーダーのメドウ夫妻でした。彼らは、「シンガポールに象牙色の身体で大きな目をした猫がいる」と聞いて、以前から興味を持っていたそうです。

シンガプーラという名称は、発見された後に品種名としてつけられました。原産国のシンガポールでは「ドレインキャット(下水の猫)」と呼ばれていたそうです。下水道に住みつき、小さな体躯ですばしっこくネズミを狩って生活していたことからこういった呼び名がつけられたのでしょう。「小さな妖精」と呼ばれ、人気の高さと希少性から入手が困難な現在からすると驚いてしまうようなルーツですが、運動量が多くいたずら好きな性格にその過去が受け継がれています。

シンガプーラの特徴と性格

シンガプーラの最大の特徴は何といってもサイズの小ささですが、その他にも愛くるしい美点はいくつもあります。一つには、その大きな目。成猫になっても仔猫のような顔だちをしており、瞳はくっきりとしたアーモンド型で、グリーン・イエロー・ヘイゼルといった明るいカラーが一般的です。体毛は「ティッキング」と呼ばれる特殊な毛質をしており、一本の毛が複数の色帯を持っているため、光の加減できらきらと輝きます。耳も大きくピンと立っていて、体つきはしなやかで筋肉質です。

性格は、人懐っこく愛情深いとされています。大人しいタイプですが、遊ぶのは大好きで、慣れた室内ではいたずら好きです。一方で、環境の変化にはやや神経質で、人見知りをするところがあります。多頭飼いには向きませんが、初心者向きで育てやすい品種です。

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