猫の種類

【スフィンクス】毛がなく髭もない猫としては異例の存在。品種改良ではなく、1匹の突然変異から産まれた、人懐こい種類

2016/08/03

スフィンクス

大きな耳とレモンのような眼、そして体毛が殆ど無いというとても珍しいスフィンクス。髭も無いので一瞬別の動物にも見えてしまいますが、実はとてもお茶目で人懐っこい猫です。小さな子供の友達にもなれてしまう賢さも持つ、その魅力を追いかけてみましょう。

スフィンクスはどんな猫?

スフィンクスは、突然変異により産まれた種で、他の猫と異なり体毛が殆ど無く、裸に近い状態でその生涯を過ごします。この為、素肌の肌触りがとても良い猫、猫アレルギーを発症し難い猫として強い人気を誇っています。

また、スフィンクスの外見としては頭部が丸みを帯びたくさび型、体は短めでずっしりとした体格で、原産地はカナダ。6つに区分けされる猫のタイプとしてセミフォーリンに属しています。成長後の平均体重は2.5kg~5.0kgで、雄猫の場合は育て方によって6.0~7.0kgに届く事もあります。つまり、一般的な他の猫とほぼ同じ平均体重になります。体毛が無い事でシルエットが他の猫より細く見える事等から、生後初期の印象ではそれほど大きくならないのではとも思えてしまいます。しかし、実際には飼い方によって、意外にも大きくなる猫であることがわかります。

スフィンクスの生い立ちと歴史は?

スフィンクスは1966年、カナダのトロントで家猫が産んだ子猫の中に「体毛の無い猫」が含まれていた事が始まりと言われています。残念ながら、初代として産まれたこの猫は、血統を後世に継承することができず、品種としての名を残すことはできませんでした。

また、スフィンクスの品種が公認となったのは1970年で、これは暫定的な認定としてスタートしました。以降、この年以降に誕生した同様の特徴を持つ猫を初代とする形で記録に残される様になります。公式な記録としては、1975年にカナダの農場で産まれた1匹、そして1978年に産まれた2匹がスフィンクスの起源であるとされています。1978年に産まれたこの2匹の出生地も、初代が産まれたカナダのトロントです。現在スフィンクスと呼ばれている猫は皆、この猫の子孫とされています。

スフィンクスはどんな性格をしているの?

スフィンクスは好奇心が旺盛な性格の為、玩具での遊びが大好きです。また、家具の隙間等をみると潜り込んでしまう、探検家の様な行動も取ります。この好奇心は人や動物に対しても向けられています。猫の中では人見知りする事が少なく人懐っこい事から、小さな子供の遊び相手になる事もあります。また、知らない人や他の動物に対しても比較的早期に懐いてしまう賢さもあります。

素肌に触る事が出来る猫ですが、体毛が無い為に他の猫よりも肌の感覚が敏感で、長時間撫で回すと嫌がってしまいます。週に1度の割合で耳かきや指の間の掃除等、ストレスを与えない程度にスキンシップを続けると良いでしょう。猫としては常に裸に近い状態の為、スキンシップの際は肌の拭き取りと併せて行うと効果的です。

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